毎日ちょっとづつ、覚える。繰り返し覚えて少しづつ進む

先ほど覚える勉強と考える勉強があると紹介しました。これは料理をするときに、これが味噌、これがしょうゆ、これがお酒と調味料をおぼえて、それから、みそ汁の作り方、ご飯の炊き方をおぼえなければ、料理ができないのと似ています。醤油がコレでソースがアレというように、基本的なことを覚えないと料理ができないですよね?
覚える勉強が先!次に考える勉強。
考える勉強のことを考えるのは少し後回しにして、まずは覚える勉強に関して、どんなふうにやるか覚えてしまいましょう。
覚える勉強は、いわゆる暗記です。詰め込みです。
料理で言えば、みそやしょうゆを見分けることができるようになって、みそ汁の作り方を覚える段階です。
私は英語とか国語とか、試験にでる勉強のことをしりたいんだ。料理のことじゃないんんだという人もいるでしょう。ではたとえ話を英語で考えてみます。
英語で言えば、アルファベットを覚えて、単語を覚えて、文法を覚えて、構文を覚えて、例文を覚えます。(そしてどんな風に問題がでるか、パターンを覚えます)この段階をちゃんとやらないと、英文を読むことができません。テストでどんな風に出題されるかわからないと、答え方もわかりません。基本を覚えて、試験でどのようにこたえたらよいのか作法も覚えます。マークシート方式で出題される試験をはじめてみた人は、どうやってこたえたらいいのかわかりません。塗りつぶし方も覚えていかなくてはいけません。
そう、なんでもかんでもはじめは覚えるんです。
でもおぼえるだけじゃ、学校の定期テストは点がとれても、入試問題ではやくにたたないよ、ということもあります。そこで、覚えたことを活かして、知らない問題に挑戦する力が必要になります。それが応用力、つまり考える勉強です。考える勉強はかならず必要になりますが、応用力がいくらあってもAppleという単語をしらないとリンゴという意味だとたどり着くことはできないでしょう。つまり覚えてから考えるんです。
覚える、次に考える。
覚えるのはわかったけど、どうやったらおぼえられるの?どうやって覚える勉強を上手にできるの?

まずは毎日少しづつ覚えることが大事です。私たちのおすすめは、自分で自分のノートを津kるうやり方です。
ルーズりーづでもノートでも良いのですが、紙を短い方向(多分横方向の真ん中)で立てに線を引きます。そして紙を半分に折り曲げます。
英単語の場合、左側に英単語を書き、右側に日本語を書きます。
一ページに10個か20個かくことができますよね。その1ページを一日で覚えます。
裏表で20個、40個となると思います。慣れてきたら裏表あわせて2ページ覚えます。
これを毎日毎日増やしていきます。
ポイントは毎日かたまりで覚える、ということです。
そうすると単語をしらないから、英語が意味わかんない、、、ということがなくなっていきます。
高校受験や大学受験で覚える単語の数は変わってきますが、3か月あれば、20個×30日×3か月で、1800個単語をおぼえることができます。半年あれば3600個おぼえることができます。2022年段階で、高校受験で必要な英語の単語の数は2500個程度と言われています。単語をまったく知らない人でも3か月あれば、必要な単語の7割を三か月で覚えられてしまいます。英検2級に必要な単語の数が5000個、準二級に必要な単語の数が3500語程度といわれていますので、半年あれば英検準2級程度の単語力を身に着けられそうですね。つまり中学で学ぶ英語は毎日20個づつおぼえたら半年あれば十分な水準まで追いつけるということです。
いまゼロでも毎日英語の単語を20個づつおぼえたら
三か月で高校受験対策が7割完了し、半年で準二級レベルになる。
つまり、毎日コツコツおぼえると、3か月でもすごい成果が出るということです。じゃあ次はどうやって毎日20個おぼえるかと毎日続けるかをかんがえればいいですよね。

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